国際会議に参加してきました!! その2

皆さん、ちょーお久しぶりです。MArimoです。

今回は国際会議にオンラインで参加してきたので、その様子についてお伝えしたいと思います。

IFEEC2023について

私が今回参加した会議は「International Future Energy Electronics Conference」(以降IFEEC2023)です。IFEECはアジア圏で開催される国際会議であり、オーストラリアのシドニーで開催されました。また本会議も前回紹介したAPEC2023と同様に発表するためには査読を通す必要があります。

査読について

IFEEC2023のDigestはダブルカラムの4ページで、フルペーパーを意識した形式でした。

また前回の経験を活かして、インパクトのある検証結果を載せて論文の成果を分かりやすくすることと、参考文献を増やしてイントロダクションを強化することを念頭にDigestを作成しました。その結果、レビュアーからは高評価をいただきました。(片方の評価は満点!!ヤッター)

ただレビュアーの人数が二人で、前回が四人だったので、やはり前回よりは規模の小さい会議なんだなーとも思いました。

 

会議前の準備について

会議にアクセプトされると、プルペーパーや発表の準備、航空券の予約など参加のための準備に取り掛かります。

  • フルペーパーの作成

会議にアクセプトすると、提出したDigestをレビュアーのコメントを参考にしながら修正し、フルペーパーを作成する必要があります。今回、作成期間は前回と同じくらいの1ヵ月でしたが、Digestの時点でフルペーパーのような形式だったので、論文自体はすんなりと作ることができました。ただ途中で実験の測定にミスが見つかり、それの修正のせいで結局完成は締め切りの1日前でした。( ̄Д ̄;;

  • 発表の準備

前回はオーラルかポスターかで発表形式を選択できましたが、今回はすべてオーラル形式でした。また発表時間が質疑応答をあわせて15分で、結構シビアでした。

  • 参加形態について

ここが今回の一番の残念ポイントですが、お金がなかったため現地には行けませんでした( ノД`)

原因は研究室の財政がひっ迫していたことと、私が助成金を獲得できなかったためです。九大のシス情には国際会議に参加する際の助成金制度があるのですが、修士だと申請するためにはTOEICのスコアが700以上必要であり、英語弱者の私にはその条件を達成することができませんでした。皆さん、英語の勉強はちゃんとしときましょう!!

 

会議中の様子

前述のとおり今回はオンライン参加でしたが、Zoom経由で発表を聞くことができました。また自身の発表についてはおおむねうまくできましたが、質疑応答は1つ目の質問には対応できたのですが、2つ目の質問はよく聞き取れず、回答を濁してしまいました。o(T^T)o クゥー!

 

最後に

今回は2度目の国際会議に向けて、準備期間や参加しての感想などをお届けしました。

今回は終始英語に足を引っ張られていたので、英語の勉強に真剣に取り組むべきだと思わされました。

ただ今回発表した内容は、自分が修士課程になってから主体的に取り組んできたテーマであり、修士のうちにこのテーマについて国際会議で発表するという目標を持っていたので、それを達成することができてよかったと思っています。

修士課程も残りわずかですが、最後まで全力で研究に取り組みたいと考えています。

それでは。