国際学会に参加してきました!!

皆さんこんにちは。MArimoです。

今回は国際学会にポスター発表の形式で参加してきたので、そのことについて書きたいと思います。

私が参加した学会は「Applied Power Electronics Conference」(以降APEC2023)です。私が専攻しているパワーエレクトロニクス分野の中では大きめの学会で、発表するためには査読に通過する必要があります。この記事では申し込みから準備、学会での様子をお届けしたいと思います。

 

APEC2023について

APEC2023は3月19日から3月23日にかけてアメリカ合衆国のオーランドで開催されました。ちょうど同じ時期にアメリカのマイアミでWBCが開催されており、オーランドはフロリダ州にあり、マイアミの真上に位置します。

APEC2023では8月中旬にDigest(論文の簡易版で5枚程度)を提出し、そこで査読に通過したら11月下旬に本論文を提出します。

また論文とは別に発表原稿(スライドまたはポスター)を作る必要があり、APEC2023では発表原稿もあらかじめ提出しておく必要がありました。(多分ちゃんと原稿を用意しているかどうかをチェックするためだと思います。)

 

Digestについて

私の研究は先輩から引き継いだもので、私がB4のときにも国際学会へ2度投稿しましたが、落選という結果でした。査読付きの学会へ投稿するとレビュアーからコメントとともにアクセプトしたかどうかの結果がメールで送られてきます。

そのコメントからAPEC2023Digestは次のことを気を付けて作成しました。

  • 問題となる現象の説明を数値を使って分かりやすくすること
  • 英語を洗練すること

まあ要するにどんな人でもわかりやすく読みやすいDigestにすることを心がけました。

 

本論文とポスター作成について

次に本論文とポスターですが、本論文はDigestで省いていた部分を補強して、ポスターは本論文を一枚のポスターにするという作業でした。

正直Digestさえ通ってしまえばあとは何とでもなるので、本論文とポスターはあまり苦労した覚えがありません。

 

現地の様子と学会本番について

オーランドは昼が30℃近くで、夜が15℃ほどと結構寒暖差がある土地でした。また観光としてはディズニーとかが有名らしいです。

 

そしてポスター発表当日ですが、いろいろな方が来てくださり、自分の研究について発表することができました。またポスター発表だったため、多少英語が聞き取れなくても何度か聞き返すことができたり、オーラル発表より深く議論を交わすことができたと思います。

後は会場が結構寒くて、ジャケットとか持っていけばよかったなと反省してます...

 

最後に

今回は国際学会についての記事でした。修士のうちに国際学会で発表するには、正直引き継いだ研究の進捗具合や研究テーマによっては難しいと思います。ただある程度結果を出せれば、申し込みをして細かいことは本論文に付け加えるとかもできると思いますし、頑張れば割とどうにかなると思います。

私も今年度もう一度国際学会に参加できるように夏までに今のテーマのブラッシュアップを行いたいと思います。

この記事がみなさんの研究、発表の糧になればうれしいなと思います。それでは。