院試のおすすめ参考書・専門編(九大 シス情)

皆さんこんにちは、MArimoです。

今回は前回に引き続き、専門分野の参考書紹介です。

前回の記事をまだ読んでいない方はこちらをどうぞ。

 

marimokkori.hatenablog.com

 

 

はじめに

前回も言いましたが、私は九大のシス情電気電子工学専攻しか大学院を受けていないので、九大のシス情の対策ということを理解しておいてください。私が院試に向けて勉強した科目は、電気回路、電子回路、電磁気学で、本番で解いたのは、電気回路と電子回路です。

 

電気回路

まず電気回路ですが、電気電子工学シリーズがおすすめです。

 

 

こちらは授業で実際に使用しました。説明がしっかりしていてかつ問題も多い、良い参考書です。まずはこの参考書でしっかり基礎を固めるべきでしょう。

あわせてこちらの参考書もおすすめです。

 

 

 

こちらの参考書はより実践向きといったところです。電気電子工学シリーズでは取り扱わない過渡現象の問題や、問題数の少ないところもカバーできます。

ここからは本番で出題されるであろう問題の対策です。私は10年以上過去問を解きましたが、出題される問題はだいたい、位相の条件を用いて回路のパラメータを求める問題、2端子対回路、供給電力最大の問題、閉路電流法(節電位法)、過渡現象などだったと思います。それらをまとめて対策できる参考書がこちらです。

 

 

 

こちらは絶対に使うべきです。(あまり強い言葉は使いたくないのですが…)

問題数が豊富で、私はこの2冊で院試の対策をできると思います。以上電気回路の参考書詳解でした。

 

電子回路

次に電子回路ですが、まず電子回路はアナログ電子回路のことです。こちらの対策は大学の授業の内容の復習と過去問を解いただけです。

参考書紹介なのにお前参考書使ってないんかい!! ( ゚д゚c)ナンデヤ( ゚∀゚)っ))ネンッ!! と思われるかもしれません。私も院試勉強をしているとき散々探したのですが、電子回路の教材は説明が大半で、問題などはほとんどないまたは物足りないという感じでした。

なので代わりと言っては何ですが、私の勉強の仕方?を紹介しようと思います。

まずは授業の復習ですが、去年はリモート中心だったこともあり課題として問題が出題されていたので、それらの問題の回答の手法を理解したり、すらすら解けるまでひたすら繰り返しました。3,4回は解いたと思います。

そのあと過去問にとりかかったのですが、出題される問題はだいたい、オペアンプのボード線図の問題、ダイオードの出力波形の問題、様々な回路のループ利得を求める問題です。

まずダイオードの出力波形の問題、様々な回路のループ利得を求める問題についてですが、これはだいたい授業で取り扱っているものなので、内部の方は授業を取りましょう。外部の方は研究室に訪問したときに聞いてみましょう。授業を受けた先輩方がいるかもしれません。

次にオペアンプの方ですが、解いた答えとシミュレーションの結果を見比べていました。使ったソフトはLTspiceです。別にLTspiceでないといけないというわけではありませんが、LTspiceは参考にできるサイトも多いのでおすすめです。

 

電磁気学

最後に電磁気学ですが、私は途中で捨てたのであまり参考にならないかもしれませんが、それでも良ければ読んでください。

まず授業でも使用した参考書ですが、電気電子工学シリーズかおすすめです。

 

 

こちらは問題数も豊富で基礎を固めるにはもってこいです。

また電気電子工学シリーズの補助としてこちらもおすすめです。

 

 

 

そして実践向きの参考書はこちらです。

 

問題数も豊富ですし、この参考書内の問題で実際に出題されているものもありました。とても良い参考書ですが、結構難易度が高めな印象です。私は最初からこれを使って後悔しました。・・・(;´Д`)

 

最後に

以上が私が院試勉強に使用した参考書でした。ここで紹介したものはだいたい大学の図書館においてあると思いますので、一度そちらで借りてみることをお勧めします。前回も言いましたが、私はほとんど借りていました。

またほかにもいい参考書は山ほどあるので、いろいろ使ってみて自分に合うものを見つけてください。

最後に私は院試のプロでも何でもないので、ここの情報をうのみにしないでください。

次は院試を受けるまでにどのような感じで勉強していったのかについて皆さんにお伝えできたらと思います。それでは。